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1月23日(月)の日記:ホリエモン、幻の最終回!

  • 2006-01-24 (火) 3:11
  • 日記

ホリエモンことホリエモン逮捕。(写真の人)

IT長者、って一般的にはなってますが、一体どこがIT長者なんでしょ?って感じで。これでまたIT業界がろくでもない業界だと思われるなぁ。

今回の一件でハッキリしたことといえば、IT業界ってのはやっぱり儲からないんだなぁ、ということだろうな。つまりITというのはツールでしかない、ていうことだろう。

それから労働の価値とはなんだ?ってことを再考するキッカケになるんじゃないか。いや、なって欲しいな。常々、株式市場に依存する企業のあり方というものには疑問を抱いていた。実務って無価値ですか?無意味ですか?

自分が物作り(ちょっと違うか?)の現場にいるから尚のこと考えてしまうのかもしれないけど、株主あるいはそれを取り巻く株式市場によって成り立つ企業で、物作りが成り立つんだろうか?

大量生産、大量消費が悪だとは思わない。自分もその恩恵に預かっているし、自分のような薄給でもPCを所有し、自動車まで持てた。まさに大量生産時代の一般消費者の姿だろう。

でも、モノの本質からは外れたくない。道具として正しいものを選択したいと思っている。

日本の「ものづくり」産業の失敗は、消費者のリテラシーを育ててこなかったことだと思う。それは裏を返せば、消費者が騙されていた、というこではないだろうか。

近頃よく聞く「食育」 なんてものも、おいしい物をおいしく食べる、っていう当たり前の事なのに、それを伝えて来れなかった結果だろう。

野菜キライ、まずい、なんて、今のスーパーに売ってる野菜食べたらそんなお当たり前だと思う。昔の人がなんで野菜食べたかっていったら、食糧難っていうのもあったろうけど、単純に「おいしいから」ってことじゃないの?つまりそれがモノの本質ってことだろう。

これからは「教育」の時代だと思う。極論を言えば、教育も壮大なる洗脳だとは思うけど、ベースはあって然りだと思う。そこから各々の考えで判断・選択していく能力を育てるべきだろう。

最後に、週刊アスキー紙面でのインタビュー記事で「堀江氏と同じように儲けたいと思ってる人に対してはどう考えてますか?」との問いに堀江が語った言葉。

「”お前は本当に金儲けがしたいのか”と自分に問い掛けてみろ」

スバラシイ。確かにこの境地に至れば造作も無いこと、と感服致しました。

なるほど、自分はお金稼げない、と納得できました。

結果はどうにしろ、現代日本に一石を投じた功績は評価できるんじゃないだろうか。

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