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【日記】国宝 阿修羅展に行ってきた

国宝 阿修羅展

上野の東京国立博物館で開催されている「国宝 阿修羅展」に行ってきた。
ずっと行こう行こうと思っていたものの、気がつけば会期終了間際。始まったばかりの時は2時間待ち!みたいな情報があったのでなかなか行く気にならなかったけれど、今日は11:40くらいに着いて60分待ちの表示。
実際並んでみると40分くらいで中に入れた。

最近の博物館はよくしたもので、並んで待つ人用に日傘の貸し出しと給水所まで設置されている。
昔はそういう気配りは無かった。すごいね。

展示作品はすばらしかった。
主役の阿修羅像は本当に美しく、乾漆造は独特の艶があって生の皮膚感みたいなものがある。
見につけている装飾品の造形も細部まで作りこまれていて美しい。360度堪能した。
その他の仏像も見逃せない。四天王像は圧巻の迫力。
その他の展示品で特に好きだったのが「華原磬(かげんけい)」という銅製の作品。造形がほんとにすごかった。

この展覧会は展示方法が凝っていてお金掛けているなー、と思った。
あと、阿修羅像の周りにはものすごい人だかりで、360度取り囲んでいるものだから「立ち止まらずに時計回りに歩きながら見てください」という案内がされていたものの、はやりじっくり見たいしでなかなかお客さんの動きが鈍い中、群集の真ん中でちょっとづつ人を時計回りに押す係りの人がいたのが面白かった。

本館の常設展示も忘れずに見るべし!

特別展を見に行くとどうしてもそれしか見ないことが多いですが、同じチケットで常設展示も見れるのでぜひ足を運んで欲しいところ。
時々展示内容が変わるので新しい出会いがあったりして見逃せない。
今回の衝撃の出会いは銀製の伊勢海老!今で言う伊勢海老のダイキャストモデルといったとこでしょうか。
細部まで再現された造形、一つ一つのパーツの精巧さ。触覚も足も腹も全部動かせる。ほんとに驚いた。
実に欲しい・・・。

  • 自在伊勢海老部品
  • 自在伊勢海老部品

5月18日(日)の日記:国宝 薬師寺展へ行った

平城遷都1300年記念 国宝 薬師寺展

東京国立博物館・平成館

平城遷都1300年記念 国宝 薬師寺展』へ行った。
お父ちゃんと二人で。

私、父の影響もあり神社仏閣・仏像等々が好きでございまして、上野で開催される展覧会にはよく行きます。
今回は今までに無く早起きだったので10:30くらいに東京国立博物館へ到着。この時点で入場40分待ち。
天気も良くて熱かったけど思ったよりも早く会場入りできた。

国宝 日光菩薩立像・月光菩薩立像は本当にすばらしかった。
はるか1100年余りも前の日本でこんなすばらしい彫刻が生まれ、それを今この瞬間に自分が目の当たりにできるなんて。
時空の壮大さと共に、おそらく同時代に世界中を探しても見つからないような美術品を作り上げた人間に感動する。

ただ個人的に今回の展示は、広告のそれよりかはそれほど見所が無いように感じた。
最後の最後まで薬師如来像も来ているのかと思ってました・・・。
しかし仏教美術に興味がある方は一見の価値ありです。まさに国宝。
ちなみに今までで一番良かったのは唐招提寺展です。あれはすごかった。

帰りは上野駅近くで回転すしを食べて帰った。
明らかな人工いくらを初めて食べたけど、なんだあの不味さは。

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